カーテンは何年で変えるべき?長持ちするお手入れ方法や洗濯方法など一挙ご紹介
プライバシーを守ってくれたり、インテリアの一部としてお部屋の印象をまとめてくれたり、
カーテンって意外と重要なアイテムですよね。
ですがお手持ちのカーテン、そろそろ替え時かな・・・まだ使える・・・?
きっかけがないと、買い替えのタイミングにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
窓に取り付けるカーテンは、太陽光や外気の影響を受けやすいインテリアです。
その為、お部屋の中にある壁や家具などの日焼けを防いでくれる一方、
カーテン自体は紫外線や湿気等の影響を一身に受けてしまいます。
日当たり条件や材質等にもよりますがカーテンの寿命はおおよそ4~5年程度が一般的。
そこで今回は、カーテンの買い替えのタイミングや、
長持ちさせるためのコツ・お手入れ方法などをご紹介いたします!
■このカーテンまだ使える?経年劣化の見極め!
それでは早速、軽度の劣化から、すぐにでも買い替えた方がいい場合まで、
ケース別に確認していきましょう!
・この黒い点々はもしかして・・・
室内外の温度差により窓に結露が・・・という経験は皆さんお持ちかと思います。
カーテンはそんな窓のそばにあるため、湿気の影響を受けやすく、
布地商品が故、知らない間に水分を含んでしまっていることも。
湿気による敵と言えばカビ!
しっかりした換気とこまめなお掃除を気にかけていれば、ある程度防ぐこともできますが、
ふと見たカーテンの裾に黒い点々が・・・なんてことも。
そんな時には焦らずお手入れ。
ブラシでカビを払って、タオルを当てて叩き洗い!最後はしっかり乾燥させましょう。
それでもだめなら、買い替えを視野に入れた方がいいかもしれません。
・まだ大丈夫・・・? カーテンの変色
あれ?このカーテンこんな色だっけ・・・
カーテンは、日焼けや色あせ等により、
ご購入時からお色の印象が変わってしまうということもあります。
もちろん、気になる場合は買い替えをお勧めしますが、
もう少しこのカーテンを使いたいとお考えの場合、
軽度の変色であれば、まだご使用に問題はない状態と言えるかと思います。
とはいえ、色あせ・変色は「生地が薄くなっている」という合図にもなりますので、
カーテンの色味がまばらに感じる等、変色が多数起きてしまっている場合や、
変色の範囲が広い場合は、そろそろ心の準備を始めた方がいいかもしれません。
・その生地劣化してない? 機能面の低下
窓にはとりあえずカーテンを。という考えで特にこだわりのない方もいらっしゃいますが、
せっかくなら機能性カーテンを!という方も多いのではないでしょうか。
弊社の商品でも、厚地カーテンなら遮光効果や断熱効果など、
レースカーテンでは、UVカットや遮像効果・保温効果等がある機能性カーテンが人気です。
ですが、経年劣化により生地が摩耗してしまうと、
遮光カーテンのはずが光を透過してしまったり、
断熱・保温カーテンのはずが、あまり効果を感じられなくなったりと、
購入時と使用感が変わってきてしまうことも。
機能面の低下を感じる場合は買い替え時。
今すぐに!というわけではなくても、
早めに新しいカーテンを探し始めてもいいかもしれませんね。
・ついにこの時が・・・破れやほつれ
カーテンは布地商品の為、経年劣化が進むと、
縫い目のほつれ、生地破れなどが起こってしまいます。
カーテンの開け閉めによって裾が擦り切れてしまったり、
よく触れる部分の生地が傷んでしまうこともあり、
部分的に傷んだ場所はより破れやすくなってしまいます。
小さなほつれや破れでも、ながい時を経て糸や生地自体が弱くなってしまい、
ちょっとしたきっかけで傷が広がってしまう可能性も有ります。
また、このまま放置してしまうと、更に生地がすりきれてしまい、
手で触ると表面がザラザラしていたり、
生地の繊維が粉状になって舞ってしまうということも。
ここまでくると修復を目指すよりも買い替える方が◎
とはいえ、やはり商品をお気に召していただき、永くご愛用頂ければカーテン屋として嬉しい限り。
そこで、永くお使いいただくためのコツやお手入れ・お洗濯方法などご紹介させていただきます!
■できればずっと使いたい!カーテンを長持ちさせるには?
カーテン劣化の原因は、主に「汚れ」と「紫外線」。
「汚れ」についてはお洗濯やクリーニングである程度カバーできますが、
高頻度でのお洗濯は、反対に生地を傷めてしまう原因に。
その為、普段からこまめにほこりを払ったり、湿気を取り除いてあげると◎
お掃除の際にはカーテンや、カーテンレールなど窓周りも忘れずチェックしましょう。
「紫外線」は窓に吊るすカーテンでは影響を避けるのは難しいですよね。
雨戸やシャッターがあれば必要に応じてご使用いただくと◎。
その他の手段としては、カーテンの吊替え。
予備のカーテンがあれば安心ですが、同じサイズの窓が他にもある場合、
窓によって日当たりなどが変わる場合もあるので、定期的に使用場所を入れ替えることで
劣化速度を抑えられることもあります。
また、薄手のレースカーテンは厚地カーテンよりも紫外線の影響を受けやすく劣化も早いので、
厚地カーテンを窓側、レースカーテンをお部屋側に吊るす
「フロントレーススタイル」で、レースカーテンを紫外線から守るのも一手。
手前に透け感のあるレースを吊るすことによってお部屋の印象が変わり、
イメージチェンジにも使えますね!
■カーテンは洗える?!お手入れ方法とタイミング
カーテンにたまったほこりや汚れ、そのままにしちゃってませんか?
汚れを放置してしまうと、カーテンの表面がホコリでザラザラ、油や湿気でネトネトなんてことも。
そんな時、自宅で洗えるカーテンだと安心ですよね!
クリーニングに出す手間もお金もかかりません◎
おうちでのお洗濯は意外と簡単♪
それでは早速、お洗濯方法やお手入れ頻度をみていきましょう。
普段のお手入れはホコリを払う、掃除機で軽く吸う程度でOK。
お洗濯頻度が多くても、生地が摩耗し劣化してしまうので、
厚地カーテンで1年に1回、レースカーテンで1年に2~3回程度、
その他、汚れが気になってきた頃のお洗濯がお勧めです◎
お洗濯マークを確認の上、カーテンフックなどをお取り外しいただき、
ヒダに沿って屏風状に畳んでネットに入れてお洗濯機へ。
汚れた面が表に来るように畳むのがベスト。
汚れが目立つ場合は、予備洗いをしてくださいね。
洗濯コースは「おしゃれ着洗い」や「手洗いコース」等を選択。
余分な皺や縮みを防ぐため、脱水時間は短めに設定し、
乾燥はカーテンレールに吊るすだけでOK。
※水滴が気になる場合は、カーテンの下にタオルなどを敷いてください。
※水分を含むため、カーテンレールへの負荷が気になる場合は物干し竿での陰干しをお勧めします。
なお、乾燥機のご使用は生地を傷める原因になります。
その他、漂白剤や洗剤によっても生地の劣化につながる可能性があるので、
お洗濯前にはウォッシャブル対応商品化を含め、洗濯表示をご確認ください。
■まとめ
いかがでしたか?
永く使用するほど、物には愛着がわきますよね。
是非、あなたのお気に入りのカーテンを見つけてくださいね♪
「人にやさしく地球に思いやり」
カーテンくれないでは、カーテンご購入時のお申込みで
ご使用済みカーテンの無料引き取りも行っております。
カーテンの処分にお困りで踏み出せない方も是非あわせてご検討ください。