ドアの代わりになるカーテンの選び方~【ドアカーテン】の設置アイデア3選
間仕切りや目隠しなど、お家の中で重要な役割を持つドア。
玄関やトイレといった必要不可欠な場所にはあらかじめ建てつけられていますが、
実際に住んでいる中で「ここにもドアがあればなぁ」と思うこと、ありませんか?
しかし、お部屋に新しくドアを取り付けるのはかなり大変…
そんな時は、ドアの代わりにカーテンを取り入れてみてはいかがでしょうか。
今回は、ドア代わりになるカーテンの選び方をご紹介します!
カーテンをドア代わりに
空間を仕切ったりプライバシーを確保したり、様々な役割を担う「ドア」ですが、
元々ドアが付いている箇所以外にも「ここにドアが欲しい!」と思うことはありませんか?
近年、空間を広く見せることを目的に敢えてオープンなつくりにしている建物も増えていますが、
ドアがない分、冷気や熱気がダイレクトに行き来することで冷暖房の効きが悪くなったり、
「子供が成長したので兄弟で部屋を分けたい」といったライフスタイルの変化が生じたり、
様々なシーンでドアの必要性を感じられる方がいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、新たにドアを取り付けるのは簡単な事ではありません。
そこで、ドア代わりにカーテンを取り入れてみるのはいかがでしょうか?
取り付けが簡単&費用が安価
ドアを自身で取り付けるとなると、それなりの技術が必要なことに加え、時間も手間も掛かります。
また、業者に依頼する場合、ドアの種類や工事の難易度によっては数十万円程度の費用が発生することも。
しかしカーテンの場合、ドライバー1本で簡単に設置可能なカーテンレールがあったり、
突っ張り棒などを活用すれば費用面も大幅に抑えることができます。
コーディネートやカスタマイズが可能
色柄・デザイン・素材など豊富なバリエーションから選ぶことができるカーテンなら、
機能性のみならず、お部屋の雰囲気に合わせたコーディネートにこだわることも可能。
また、ドアは一度設置すると簡単には取り外せませんが、カーテンなら
「夏や冬は冷暖房効率を上げるために吊るして、過ごしやすい季節は風通しを確保するために外す」
なんてことも可能です。
ここまで、ドア代わりにカーテンを取り入れるメリットをいくつか紹介してきました。
では実際にどのように取り入れるとよいのか、具体的に見ていきましょう!
アイデア1:袋縫い仕様やハトメ仕様のカーテン×突っ張り棒
袋縫い仕様やハトメ仕様などポールに通すタイプのカーテンを、突っ張り棒で取り付けるのが一つ。
簡易的なものなら突っ張り棒・カーテンともに100円ショップで手に入り、
壁や天井に穴を開けずに設置できるため、賃貸や新築にお住まいで物件に傷をつけたくない方や、
「何でもいいからとりあえず取り付けたい」という方におすすめ。
ただし、カーテンのサイズや種類によっては、突っ張り棒が重みに耐えきれず落ちてしまうことも。
取り付けたいカーテンの重さと、突っ張り棒の耐荷重のバランスを考えながら準備しましょう!
こちらは、レース生地の袋縫いカーテンと突っ張り棒がセットになったアイテム。
「窓のれん」という商品名ですが、突っ張り棒を渡せる所ならどこでもご使用可能!
幅48cm~200cmの箇所まで対応可能なので、ちょっとした目隠しから間仕切りまで、幅広く活躍します。
レース生地ですが断熱効果を備えているので、暑さ対策や寒さ対策にもおすすめです。
こちらは、突っ張り式レールとカーテンがセットになったアイテム。
レールはその名の通り「突っ張って」取り付けるため、壁や天井を傷つけることなく安心です。
カーテンの真ん中にはスリットが入っているため、端に寄せずともそのまま通り抜けが可能!
リビング階段・玄関・廊下など、頻繁に人が出入りする場所におすすめです。
(使用カーテン:高断熱・高気密スリットカーテン エクリュ)
こちらは、玄関にスリットカーテンを設置した例。
暑さ対策や寒さ対策としてはもちろん、プライバシー確保にも大活躍です。
急な来客や配達があっても、サッとカーテンを閉めるだけで家の中を隠すことができるので、
お一人暮らしの防犯対策の一環として取り入れてみるのもおすすめ。
アイデア2:通常のカーテン×カーテンレール
(使用カーテン:K-wave-D-plain エクリュ)
カーテンレールを取り付けて通常のカーテンを吊るすという手も。
レールを自分で買って取り付ける機会は少ないかもしれませんが、
ホームセンターやインテリアショップ、インターネット通販などで数千円程で手に入り、
商品によってはドライバー1本で取り付け可能なものも。
サイズが不安な場合は、伸縮タイプを選ぶと取り付け箇所に合わせて長さを調整できるので安心です。
室内の気温を一定に保ったり、冷暖房効率を上げるためには、
断熱・保温保冷効果が高いアイテムで冷気・熱気の出入りを遮断することが重要です。
特に、玄関などの外気がダイレクトに入り込んでくる箇所や
リビング階段のように冷暖房の空気が逃げやすい箇所をしっかりと対策することが、
お部屋を過ごしやすいコンディションに整えるポイントです。
ただし、機能性が高いカーテンは厚手で重みがあることが多いため、
下地が入った天井や壁にレールをしっかり固定しておく必要があります。
レールを取り付けたい箇所に下地が入っているか、あらかじめ確認しておきましょう。
▽断熱・保温保冷カーテンで節電対策▽
こちらは、楽器のアコーディオンのように開閉する見た目から
「アコーディオンカーテン」と呼ばれるアイテムで、取っ手で簡単に開閉動作ができるのがメリット。
医療施設や介護施設などで活用されていたり、自宅用としては20~30年程前に流行したことから、
レトロな印象を抱く方もいらっしゃるかもしれませんが、最近はモダンなデザインも登場しています!
天井に下地が入っていれば大掛かりな工事は必要ないので、取り入れてみてはいかがでしょうか。
アイデア3:ロールスクリーン
上下に開閉する「ロールスクリーン」もドアの代わりとして大活躍!
使わない時は巻きあげてコンパクトに収められるのが最大のメリット。
見た目としても、スクリーンがフラットなため主張が強くなく、すっきりとした印象に仕上がります。
ただし、スクリーンをメカで巻き上げるという仕組み上、
あまり大きな幅サイズでは製作できないこともあるため、
家具や収納の目隠し・リビング階段など、比較的コンパクトな空間への設置がおすすめです。
また、ロールスクリーンが重みで落下しないよう、下地がしっかりした箇所へ取り付けましょう。
ロールスクリーンはカーテンレールと同じく、基本的に天井や壁にビス止めが必要となりますが、
最近は突っ張り式ロールスクリーンも登場しているので、
大切なお家を傷つけたくない方はぜひチェックしてみてください!
番外編:貼るカーテン
カーテンと言えば何かに吊るしたり通したりする印象ですが、
実は、窓枠や天井に直接「貼る」アイテムもあるんです!
これらは、強粘着テープを枠や天井に貼って、
そこにカーテンを貼り合わせるだけで取り付け可能なアイテム。
商品ページや動画では窓周りでの使用を想定していますが、
強粘着テープが貼りつく箇所ならどこでもご使用OK!
カーテンレールや突っ張り棒の場合、どうしても上部に隙間が空いてしまうことがありますが、
これらの商品は枠や天井に貼り付けるので一番上までぴったり覆うことができ、
また、生地自体の断熱・保温保冷効果も高いため、暑さ対策や寒さ対策にぴったり!
脱着式のため使わない時の取り外しや洗濯も簡単なので、使い勝手も抜群です。
ドアカーテン選びで注意するポイント
取り付け箇所をしっかりと採寸し、必要なカーテンサイズを事前に確認しておきましょう。
特に、暑さ対策や寒さ対策をお考えの場合、わずかな隙間からでも冷気・熱気が入り込んでくるため、
取り付け箇所の寸法に合うサイズのカーテンを選ぶことが重要です。
取り付け箇所ちょうどの幅サイズにしてスッキリと収めるのか、
少しゆとりを持った幅サイズにして確実に隙間を埋めるのか、
使用するカーテンレールや突っ張り棒の厚みはどのくらいか、裾はどの位置まで来てほしいかなど、
お好みに合わせて検討してみてください。
既製品で丁度良いサイズがない場合は、サイズオーダーも検討してみてはいかがでしょうか?
暑さ対策や寒さ対策をしたい場合は、断熱・保温保冷効果が高い生地を選ぶ
といった具合に、使用用途や期待する効果に合わせた素材・機能性のカーテンを選びましょう。
また、裾が床に擦って汚れてしまった、キッチンの近くで臭いがついてしまった、
脱衣所でカビが生えてしまった…など、生活空間で使用する上では汚れを避けられないため、
ウォッシャブル対応な生地かどうかも確認しておくのもおすすめ。
お洗濯で清潔感を保てるのは、布製品であるカーテンならではの大きなメリットです。
▽一年中快適カーテン特集▽
▽くれないのウォッシャブルカーテン▽
まとめ
いかがでしたか?
ドアに比べて取り付けがお手軽ながら、節電対策・間仕切り・目隠しなど様々な用途で大活躍のカーテン。
設置環境によっておすすめの取り付け方法は異なるので、あなたに合った方法を取り入れてみてください♪
【カーテンくれない】でもドアカーテンとして大活躍のアイテムを多数取り扱っており、
生地やサイズを選ぶだけで簡単にオーダー可能なので、ぜひご利用ください!