狭いお部屋を広く見せるコーデ術?!色・家具の選び方とレイアウトのコツ!
ワンルームや1Kなど、単身者向けとされるお部屋では、
必要な分のインテリアを置いただけでも、窮屈になってしまいがち。
ファミリータイプのマンションや一戸建てでも、
一般的な間取りでは、それぞれの部屋はそれほど広くないパターンも多く、
自分の部屋やリビング・ダイニングが狭く感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、お部屋に採りいれる色や家具の素材、レイアウトなどによって、
お部屋の広さをどう感じるかは変わると言われています。
そこで今回は、狭いお部屋を広く見せるための色・家具の選び方とレイアウトのコツをご紹介します!
目次
色選びのコツ
色には『膨張色と収縮色』『進出色と後退色』と呼ばれる種類のものがあり、
お部屋の広さをどう感じるかに、大きな影響があると言われています。
1.膨張色と収縮色
同じ大きさのものでも、色によって大きく感じたり、小さく感じたりします。
この大きさの感じ方に関わっているのが『膨張色』と『収縮色』です。
白色やペールトーンのような明るい色は、大きく膨らんでいるように見えることから『膨張色』と呼ばれています。
膨張色をお部屋に採りいれると、広く感じられます。
黒色やダークトーンのような暗い色は、小さく縮んでいるように見えることから『収縮色』と呼ばれています。
収縮色をお部屋に採りいれると、狭く感じられます。
カーテンや壁紙など、お部屋の広い面積を占めるところには、
膨張色を使うようにするとお部屋が広く見えるのでオススメです。
2.進出色と後退色
同じ距離にあるものでも、色によって近くにあるように感じたり、遠くにあるように感じたりします。
この距離の感じ方に大きく関わっているのが、『進出色』と『後退色』と言われています。
赤色・橙色・黄色などは、飛び出して見えることから『進出色』と呼ばれています。
進出色を採りいれた場所は圧迫感があるように見え、迫ってきているように感じられます。
青色・紫色などは、引っ込んだように見えることから『後退色』と呼ばれています。
後退色を採りいれた場所は遠くに見えるようになり、奥行きが深いように感じられます。
奥行きのあるお部屋の場合は、奥のほうに後退色を使うようにするとお部屋が広く見えます。
家具選びのコツ
お部屋を広く見せる上で、どんな家具を選ぶのか、という点も重要であると言われています。
必要最低限の家具を置くだけでも窮屈になってしまう、という場合は、
家具の選び方を見直してみると良いかもしれません。
1.ガラスやアクリルを使ったインテリア
お部屋を広く見せるには、『視線の抜け』が重要と言われています。
視線の抜けがあるお部屋とは、視線を遮る家具がなく奥まで見渡せるお部屋のこと。
ガラステーブルやアクリル収納といった透け感のあるインテリアは、
床や壁などインテリアの向こう側が透けて見えることから、視線の抜けが作りやすいインテリアです。
2.壁に取り付ける収納や、一つで二役こなすインテリア
色々なインテリアを置いていくと、
どうしてもお部屋は窮屈になってしまいがち。
そんな時に役立つのが、お部屋を圧迫しづらいインテリア。
壁に取り付ける収納や、収納付きベッドなどの一つで二役こなす収納がオススメです。
これらのインテリアは、視線の抜けを作るという意味でも、
お部屋の中で家具が占める面積を減らすという意味でも役立ってくれます。
既に持っているベッドに収納が付いていなくても、
手ごろな大きさの収納ボックスをベッド下の隙間に入れることで、
スペースを有効活用することができます。
配置のコツ
1.視界に入るものを減らす
色々なものを収納したり飾ったりすることができるラックやシェルフは、
いつの間にか物が増えてゴチャゴチャしてしまいがち。
散らかった場所をそのままにしておくと、そちらに視線が集中してしまいがちで、
ゴチャゴチャして狭いお部屋という印象を受けてしまいます。
そんな時に試してみたいのが、目隠しをつけること。
カーテン生地やのれんなどの布を、突っ張り棒やプッシュピンなどで設置するだけで、
簡単に目隠しをすることができるのでオススメです。
2.お部屋の中に視線の抜けを作る
お部屋のレイアウトでは視線の抜けが重要と言われています。
特に、第一印象になる入り口から奥までの直線をスッキリさせることで、
広いお部屋という印象になると言われています。
また、お部屋の入り口から奥を見た時に、
奥の壁が大きなインテリアで見えなくなっている状態では、
お部屋が狭く感じられると言われているため、注意が必要です。
左のレイアウトではお部屋の中心にパソコンとテーブル、奥に大きな本棚があり、
入り口から見たときに奥までの視線が妨害され、奥の壁も本棚で隠れてしまっています。
右のレイアウトのように、入り口から奥までの直線上にインテリアを置かないようにするとともに、
奥の壁を見えるようにすると、スッキリした印象になりお部屋が広く見えます。
3.インテリアのないスペースを広めにとる
家具の選び方では、ガラスやアクリルを使ったインテリアや壁に取り付ける収納、
一つで二役こなすインテリアなどをオススメしました。
これらのインテリアはお部屋を広く見せてくれますが、その理由として、
お部屋の床が見えるようになる、という点があります。
左のレイアウトのように、お部屋のあちこちにインテリアを配置した場合と、
右のレイアウトのように、お部屋の中心に空きスペースを作った場合では、
お部屋の広さの感じ方が異なります。
入り口から中心ぐらいまでの間に、インテリアのないスペースを作ることで、
お部屋が広く見えると言われています。
今回は、狭いお部屋を広く見せるコーディネート術として、
色・家具の選び方と配置のコツをご紹介しました。
お部屋が狭い気がすると悩んでいる方は、ぜひ試してみてください!
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