【引越し準備】家具・家電を見直す4つのポイント。賢い異動準備法とは?
人員配置のバランスを整えるために行われる、人事異動。
職種や勤務地などが変わるだけではなく、遠方への転勤を言い渡される場合もあり、公私ともに大きく環境が変わってしまうこともあります。
大きく環境が変わるタイミングというものは精神的・肉体的な負担になりがちですが、これまでの自分自身を見つめ直したり、改善したいと思っていたことに挑戦する絶好のチャンスでもあります。
特に転勤の場合、住環境が変わることから、家具や家電の見直しにピッタリと言えます。
そこで今回は、快適な新生活をスタートするために、家具・家電を見直すポイントをご紹介します!
・目次
引越しに必要な手続きや準備の多さからうっかり忘れてしまいがちですが、既に持っている家具・家電を次の住まいでも使うのかどうか、ということは非常に重要な問題です。
なぜなら、まだまだ使えると思っていたものが気づかないうちに劣化していたり、新居の間取りや希望のコーディネートなどに上手く合わないといったケースが多いから。
せっかく新しい環境で頑張っていこう!と思っていたのに、いきなりつまづいてしまうのは嫌ですよね……
そこで、見直しの際のポイントをまとめてみましたので、ぜひご自宅の家具・家電を確認してみてください!
ポイントその 1!経年劣化や傷み
まず確認しておきたい点として、経年劣化や傷みといったものがあります。
家具や家電はある程度長持ちするものも多く、間近でじっくり見ることもあまりないので、意外と劣化や傷みには気付きにくいもの。
また、少し古くなったり軽く汚れがついたくらいなら問題なく使えるため、買い替えまではなかなか考えないかもしれません。
ですが、よくよく見てみるとテーブルや食器棚がひび割れていたり、カーテンの裏にカビが生えていたりと、安全や健康を損なうような問題が発生している場合もあります。
家電の場合は、最新モデルの方が省エネ設計になっていたり、効率が上がって使用時間が短くなっていることが多く、水道光熱費といった毎月の出費を大きく削減できることも少なくありません。
引越しをすることになったら、家具・家電に破損や汚れがないか確認するとともに、最新モデルの情報もチェックしておきましょう。
ポイントその 2!サイズ感
今持っている家具・家電が、新居の間取りや窓などの大きさに合わなかった、という失敗も多々あります。
家具・家電のサイズは、うっかり見落としてしまいがちですが、日々の生活に密接にかかわる部分でもあります。
たとえば、キッチンスペースに冷蔵庫が入らず別の部屋に置かざるをえなくなったり、部屋の幅や奥行きが足りずベッドをまっすぐ置けなかったり……
ちょっとしたことのようにも思えますが、毎日のこととなると意外と大変だったり、気になってしまうものです。
特に気をつけたいものは、冷蔵庫・洗濯機・食器棚・テーブル・ベッド・ワードローブ・カーテンなど、ある程度の大きさがあるもの。
新居を捜す際には、間取りを確認して上記のような大物家具・家電を置くイメージをするとともに、実際に内覧をしてスペースが足りるかどうかメジャー等で確認しておくと安心です。
<正しい測り方を知っていますか?カーテンの採寸方法はこちら>
ポイントその 3!コーディネート
インテリアコーディネートも重要なポイントです。
家具・家電のテイストにある程度の統一感がないと、チグハグな印象になってしまったり、どこか居心地が悪く感じてしまうこともあります。
最初から「こんな部屋に住みたい!」という気持ちが強くあり、それに沿って家具・家電を揃えていれば問題ないのですが、希望通りのものが見つからず妥協したり途中で好みが変わった場合などは要注意。
新居をどんな雰囲気に仕上げたいのかを考えてみて、手持ちの家具・家電を見直してみると良いでしょう。
見直す際に特に見ておきたいのは、家具・家電の印象を大きく左右する素材・加工・色・柄など。
モダンでスタイリッシュな雰囲気なのか、自然の暖かみが感じられる雰囲気なのか、落ちつきがあり和室によく合いそうな雰囲気なのか……
素材や色などが持つイメージを考えながら、似た雰囲気のものを揃えると統一感のある仕上がりになります。
また、家具・家電をどのように配置するのか、レイアウトを考えるのも非常に重要です。
配置ひとつで、室内を広く見せることもできますし、家事や日課にしていることがスムーズにできるようになったりもします。
レイアウトを決める時に考えておきたいのは、下記の3点。
・人が楽に通れるスペースを確保する
・くつろぐスペースには視線を遮るものを極力置かない
・家具はできるだけ同じ場所にまとめて配置する
この3点を満たすように家具・家電を配置すると、人の動線・視線を遮らないので、快適な空間に仕上がりやすいです。
間取りを確認したら、あらかじめ家具・家電のレイアウトを決めておきましょう。
ポイントその 4!コスト
最後にご紹介するポイントは、コスト。
将来引越す予定で家具・家電は最小限しか持っていないという場合や、近距離での単身引越しの場合は配送料も安くすみますが、荷物が多くなったり遠方への引越しとなると高額になりがち。
場合によっては、この機会に不用品を処分したり買い替えてしまうのもひとつの手段です。
ある程度の大きさの家具・家電は処分するだけでも費用がかかるため、引越し業者の引き取りサービスを利用したり、まだ使えるものはリサイクルショップに買い取ってもらうとお得です。
また、意外とありがちなのが、長く使っていない物がたまっているケース。
衣服・バッグ・キッチンツールなど、単体ではあまりスペースをとらない物はいつの間にか溜まってしまい、場所をとるようになっていることがあるので要注意です。
これは使わないな、と感じたものはこの機会に捨ててしまった方が良いかもしれません。
普段から使う物の中で、古くなってしまったものや趣味に合わなくなったものなどは買い替えの候補になります。
買い替えるかどうかの判断に困ったら、これまでご紹介したポイントを参考にしてみてください。
ただし、買い替えばかりになってしまうと、配送料より高額になる可能性がありますのでご注意ください。
今回は、家具・家電を見直す際のポイントをご紹介しました!
引越し準備は肉体的にも金銭的にも負担になりますが、区切りとしてはちょうど良いとも言えます。
このチャンスに、快適な新生活をスタートしてみませんか?