シェードカーテンとは?誰でもわかるロールカーテンとの違い
窓装飾のひとつである、シェードカーテン。
コードやチェーンなどを操作することで生地を昇降させるシェードカーテンは、
そのスッキリとした見た目と光の入り具合を調節できる点が特に人気のアイテムです。
また、シェードカーテンとよく似たアイテムにロールカーテンがありますが、
こちらもコードやチェーンなどを操作することで生地を昇降させる構造になっており、
シンプルにお部屋を飾ることができるので人気の高いアイテムです。
しかしこの2つのアイテムは、操作方法や生地を下ろしたときの見た目がよく似ているせいか、
どんな違いがあるのかわからないという声が多くあります。
そこで今回は、シェードカーテンについてと、ロールカーテンとの違いをご紹介します。
目次
シェードカーテンとは?
(使用シェード:プレンティシェード ライトグレー ※詳細はこちら)
シェードカーテンとは窓装飾の一種。
一般的な窓装飾であるカーテンが左右に開くよう作られているのに対し、
シェードカーテンは生地を昇降させて開き具合を調節できるように作られており、
直射日光を防ぎながら光を採り入れたり、光の入り具合を調節することができます。
カーテンは通常、必要なサイズより生地を多く使ってヒダをとって作りますが、
シェードカーテンはヒダをとらないためフラットに仕上がっています。
そのため、生地の風合いや織り・柄などを楽しみたい場合にオススメです。
柄もののシェードカーテンならタペストリーのような見た目にもなるので、
お部屋の印象を変えたい時にも役立ってくれます。
(使用シェード:プレンティ×プレンティレース のツインシェード ※詳細はこちら)
シェードカーテンには厚手の生地を使用したものと、レース生地を使用したもの、
これら二つを組み合わせたツインタイプの3タイプがあります。
ツインタイプであれば日中はレース生地で目隠ししたり光の入る量を調節しつつ、
夜には厚手の生地で外からの視線をしっかり防ぐこともでき便利ですが、
2種類の生地を使うので重たくなってしまいがちです。
窓周りをスッキリさせたい、あまり入らない部屋だから手軽なもので済ませたい、
などの理由がある場合は厚手もしくはレース生地だけのものを選ぶと良いでしょう。
ロールカーテンとの違いは?
(使用ロール:スマートプルーフ マホガニー ※詳細はこちら)
ロールカーテンはシェードカーテンと同じように、
コードやチェーンなどを操作し生地を巻き上げるタイプの窓装飾です。
生地を下ろした時の見た目はシェードカーテンとそっくりですが、
次のような点が異なります。
生地を上げた時の見た目
シェードカーテンとロールカーテンは生地を下ろした時の見た目はそっくりですが、
昇降の仕組みが異なり、生地を上げた時の見た目に違いがあります。
シェードカーテンの場合、生地をたたみながら上げていくように作られているのに対し、
ロールカーテンの場合は、生地をくるくると巻き上げていくように作られています。
そのため、シェードカーテンは生地をたたんだ分だけ窓の上部が常に隠れてしまいますが、
ロールカーテンは生地を巻くだけなので小さくコンパクトにまとまるため、
窓周りをスッキリさせたい方にピッタリです。
使用する生地の種類
シェードカーテンとロールカーテンは使用する生地にも違いがあります。
シェードカーテンの場合は基本的にカーテンと同じ生地を使用して作るのに対し、
ロールカーテンは多くの場合でロールカーテン用の生地を使用して作ります。
ロールカーテン用の生地には、カーテン同様に遮光や遮熱といった機能を持ったものもあるため、
機能的な面ではシェードカーテンとの違いはほとんどありません。
しかし、同じ部屋でカーテンとロールカーテンをコーディネートすると、
それぞれ生地の風合いが異なるため違和感があるかもしれません。
それに対しシェードカーテンなら同じ生地のカーテンを選ぶことができるので、
統一感のあるコーディネートに仕上げることができます。
近年ではカーテン生地を使用したロールカーテンも登場していますが、
選べる生地の種類が限られていることも多くあるため、
シェードカーテンと比べるとコーディネートの幅は狭まるかもしれません。
生地の取り外し・取り付けのしやすさ
生地を洗濯したり交換したいと思った時は、生地を本体から取り外す必要がありますが、
シェードカーテンとロールカーテンは、生地の取り外しやすさという面でも違いがあります。
シェードカーテンの生地はマジックテープで取り付けられているため本体から簡単に取り外せますが、
ロールカーテンの生地は巻取りパイプの溝にはめ込まれているため、引っ張り出す必要があります。
ロールカーテンも生地の取り外し自体は意外と難しくないのですが、
慣れるまでは手間や難しさを感じてしまう方もいらっしゃいます。
取り付ける時についても、基本的に取り外すのと逆の手順になるので、
マジックテープで生地が取り付けられるシェードカーテンの方が手軽と言えます。
今回は、シェードカーテンについてと、ロールカーテンとの違いについてご紹介しました。
見た目がよく似た2種類のアイテムですが、細かな違いがあります。
シェードカーテンとロールカーテンで悩んでいる方は今回ご紹介した違いをチェックして、
自分の好みに合うアイテムを選んでください。