お部屋の暑さ対策は窓の遮熱から!今から知っておきたい遮熱方法5選◎
暖かくなると気になるのは、お部屋の暑さ対策。
玄関や窓を閉めていても、外の熱気は容赦なく室内に侵入してきます。
特に窓からの太陽光線・外気熱の侵入は激しく、夏季の場合、熱侵入のおよそ71%が窓からと言われています。
つまり、お部屋が暑くなるのを防ぐには、窓の遮熱をするのが近道。
そこで、今回は窓周辺でできるお部屋の暑さ対策をご紹介します。
◆目次
窓の遮熱方法5選
・1.手っとり早く効果を得るなら『カーテン』
窓の遮熱としてメジャーな方法のひとつは、カーテンを遮熱効果の高いものに変えること。
遮光カーテンであれば、室内に入り込む太陽光線を軽減できるので、お部屋が暑くなるのを防げます。

『K-wave-D-plain』は、遮光率=99.99 % 以上の1級遮光カーテン。※Newシャンパンカラー除く
太陽光線をしっかり遮ってくれるので、お部屋が暑くなるのを防いでくれます。
40色の生地から選ぶことができ、防炎加工も施してあるので、使う場所を選びません。

『静』は、特殊加工を施した完全遮光生地を使用したカーテン。
風通織りで仕上げた生地にアルミ・酸化チタンコーティングを施すことで、高い断熱効果を実現しており、窓から熱が出入りするのを防ぎます。
また、カーテンは機能だけではなくデザインも豊富なので、効果と見た目を両立することもできます。
ですが、昼間からカーテンを閉めると、室内が暗くなってしまうという弱点も。
「外は明るいのに、カーテンを閉めて電気をつけるのはなぁ……」
と、思う方にオススメなのは、遮熱効果の高いレースカーテンを使うこと。
レースカーテンであれば、遮熱対策もしつつ、程よい量の光を室内に取り込むことができます。
遮熱効果の高いレースカーテンには、たとえば以下のようなものがあります。

困った時はこれ一枚
高密度に編んだミラーレース生地と、高いUVカット&遮像効果のあるボイル生地を縫い付けた二重構造レースカーテン。
11.5℃の断熱効果と5.3℃の保温効果があり、外からの熱気をしっかり遮断してくれます。
UVカット率約99.3%、昼夜目隠し効果もあります。

高い熱反射効果をもつ極細の特殊な糸を、独自の製法で高密度に打ち込むことで、優れた機能性を実現したレースカーテン。
13.6℃の断熱効果と33.5%の保温保冷効果があり、冷房費の節約にもつながります。
UVカット率97.3%、昼夜目隠し効果もあります。
▼「K-wave-L-total high」の機能性を動画でチェックする!▼
・西日対策に カーテンを使った対処法3選!
カーテンを使った西日対策をご紹介!
<施設・オフィスなどにオススメ!遮熱カーテン・レースカーテン特集はこちら>
・2.昔からの定番どころ『すだれ』
竹や葦を編んだり、糸でつないで作ったすだれは、昔から日よけや目隠しとして利用されており、夏の風物詩とも言われています。
安価な物も多く、風流な見た目から根強い人気があるようです。
和室との相性はもちろん、天然素材であることから、ナチュラルテイストのコーディネートにもよく合います。
そんなすだれの使い方ですが、窓の外側に吊るし、軽く打ち水をかけることで、遮熱効果を高めることができると言われています。
・3.マジックミラー効果がある物も『断熱フィルム』
断熱フィルムは窓ガラスに貼るだけで遮熱効果を得ることができます。
太陽光線の反射だけでなく、窓ガラスの飛散防止・マジックミラー・UVカットなど、様々な効果をもったフィルムもあります。
ただ、窓に貼る際に気泡やシワができることもあり、隙間なくキレイに貼るのが難しいとも言われています。
また、ガラスの中に網が入った網入りガラスなどの特殊ガラスは、温度変化によりガラスが割れる『熱割れ』という現象が起こりやすく、色の濃い断熱フィルムを貼ると、熱割れの確率が高まるため注意が必要です。
・4.お手軽に熱を反射『アルミシート』
アルミシートにも、遮熱・断熱効果をもった物があります。
窓の外側に設置するだけでお手軽に遮熱効果が得られますが、銀色に光る見た目が好みに合わないという方もいらっしゃるかもしれません。
窓に貼る場合は、剥がしやすく跡も残りにくい養生テープを使うのがオススメです。
お手軽ではありますが、透明ではないため部屋が暗くなりがちという弱点もあります。
少しでも室内を明るくしたい場合は、アルミシートの周辺や下部に隙間を残すなど工夫が必要です。
・5.水だけで貼れる物も『プチプチシート』
荷物の緩衝材として使われるプチプチシートですが、遮熱対策用にアレンジされたものがあります。
プチプチシートは突起の中に空気が入っているため、空気の層が断熱材として機能します。
また、遮熱対策用のものは両面にシートが貼ってあり突起が内側に閉じ込められているため、突起以外の部分にも空気の層があり、遮熱効果が高められています。
こちらも窓の外側に貼って使用しますが、窓に霧吹きなどで水をかけるだけで貼りつけることができるプチプチシートも存在します。
3S縫製という手段も
カーテン専門店であるくれないでは、レースカーテンの遮熱・断熱、保冷・保温、UVカット、目隠し効果を上昇させる『3S縫製』というオプションを提供しています。

※上図は3S縫製の構造を分かりやすくイラスト化したものであり、 実際にはレースカーテンと3Sヴェールは上部・両端3方が縫われております。
『3S縫製』とは、レースカーテンの裏に『3Sヴェール』というレース生地を縫い付けるオプション。
レースカーテンと3Sヴェール、そして2枚の間にある空気の層、というように複数の層ができることでレースカーテンの効果を高めることができます。
断熱・保温・UVカットの機能を有した一般的なミラーレースカーテンに、3Sヴェールを縫い付け試験を行ったところ、以下のような結果となりました。
断熱効果 20.5%
保温効果 12.3%
UVカット率 約70%
断熱効果 39.3%
保温効果 25.7%
UVカット率 約97%
断熱・保温効果は約2倍、UVカット率は約1.4倍の数値となりました。
表地に使用するレースカーテンの種類や機能により得られる効果は変わりますが、3Sヴェールを縫い付けることは暑さ対策にも効果的であると言えます。
また、機能面に優れるレースカーテンを性能アップさせるという使い方だけではなく、デザイン重視のレースカーテンに遮熱・UVカットなどの効果を与えるという使い方もできます。
デザイン性と機能性を両立させることができるので、オシャレのために快適さを犠牲にしたり、快適さのためにオシャレを我慢する必要もなくなるかもしれません。
今回は、お部屋の暑さ対策についてご紹介しました。
お部屋に合った遮熱方法で、これからの暑くなる季節を快適に過ごしましょう♪