バーチカルブラインド(縦型ブラインド)はセルフで取り付けできる?まずは知っておきたいメリット・デメリット
オフィスや店舗で目にすることの多いバーチカルブラインド。
おしゃれな見た目や使い勝手の良さから、
近年では住宅での設置を検討される方も増えているアイテムです。
ですが、実際に自宅に取り付けるとなると、
自分で取り付けができるものなのか等、不安な点も多いのではないでしょうか。
慣れ親しんだカーテンや横型ブラインドとはテイストが違う為、
今までは気にならなかったことがデメリットにつながる可能性も・・・。
この記事では、気にはなるけど躊躇している人にこそ確認してもらいたい
メリット・デメリットをご紹介します!
■バーチカルブラインドってなに?
近頃人気の出てきたバーチカルブラインドですが、
あまり聞きなれない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
バーチカルブラインドとは縦型のブラインドのことです。
縦向きの羽根(ルーバー)が等間隔に並んだ姿はスタイリッシュで、
開閉の際はカーテンのように左右に動かしますが、
ブラインドのように、羽根(ルーバー)の角度を調整することで、
左右に大きく開閉せずとも光の入り方を調整できるところが最大のポイントです。
開閉時にはバトンやコードなどで操作するため、
軽い力で開け閉めでき、大きな窓にもお勧めのアイテム。
縦に連続するラインは、モダンでスタイリッシュな雰囲気づくりにバッチリ!
洗練された印象のバーチカルブラインドは、
■バーチカルブラインドのメリット・デメリット
・視覚的効果でお部屋が広く感じる
・出入りの多い窓にも適している
・お手入れが楽
・目隠し目的の場合は不向き
・タタミ代ができる
・お子様やペットがいるご家庭では注意が必要
バーチカルブラインドの人気が高い理由は、
なんといってもモダンでおしゃれな見た目ではないでしょうか。
規則的に並んだルーバー(羽根)は、スタイリッシュな雰囲気だけではなく、
縦方向へ広がるような視覚的効果を生み出します。
影も縦方向へ伸びる為、開放感が生まれ、
天井が高く感じたり、壁が遠く感じたりと、
お部屋を広く感じる効果があります◎
また、カーテンのように左右に開閉することができる為、
シェードや横型ブラインドのように上部にたまりができず、
ベランダやお庭など、出入りのある窓にもお勧め。
縦に並んだルーバーはホコリもたまりにくく、
普段のお手入れはハンディモップでルーバーをなでる程度でいいので、
オフィスや医療施設などでも人気です。
また、ルーバーが独立し取り外しできるタイプであれば、
汚れが付着したときは、その部分だけお手入れできる点も
嬉しいポイントです◎
ではデメリットはどんなことが考えられるのでしょうか・・・
バーチカルブラインドはルーバーが独立しているため、
風でなびくとルーバーそれぞれが風で捲れあがるためにパタパタと音がしてしまい、
その音が気になってしまうことがあります。
ボトムコードを使用すれば軽減はできますが、
それでも強い風の場合はルーバーが音を立ててしまうことがあるので、
換気の際にはルーバーを回転させ、風の通り道を作るようにしましょう。
▲使用アイテム:Suraly(スラリー)
ただし、ルーバーを回転させると隙間ができてしまうので、
目隠しなどの機能を求めている場合には注意が必要です。
ルーバーの角度によってはどうしても室内が見えてしまうので、
外からの視線を気にされる場合は、
レース地のルーバーが組み合わされたペアタイプの選択や、
レースカーテンなど別アイテムとの併用がお勧めです。
また、バーチカルブラインドを開閉する際は、
カーテンのように端に向かってルーバーをたたみ寄せる為、
大きな窓になればなるほど、タタミ代(たたみしろ)が大きくなります。
その為、取り付ける場所やサイズによっては窓が隠れてしまう場合があるので、
広い開口を確保したい場合には、設置位置や開き方などを考慮する必要があります。
また、ペットや小さなお子様がいるご家庭では、
ルーバーにじゃれついたり遊んでしまったりすると
思わぬ事故やけがにつながる危険があるので注意しましょう。
■セルフで取り付けできる?取り付けのポイント
バーチカルブラインドを検討する中で一番の懸念材料は
”自分で取り付けできるか”ではないでしょうか。
バーチカルブラインドは、ロールスクリーンやシェードカーテンのように、
ブラケットを設置してヘッドレール(本体)をはめ込むタイプも多く、
実はセルフで取り付け可能なアイテムも多数あります◎
取り付けの際にまず気を付けたい点は「ブラケット」の取り付け。
ブラケットが平行にしっかりと設置できていないと本体をはめ込むことができないので、
水平器などを使い、取り付け箇所に予めマーキングをしておくと◎
また、バーチカルブラインドはカーテンレールへの取り付けが難しいアイテムでしたが、
近年では、しっかりと固定され耐荷重に問題がなければ、
カーテンレールに取り付けられるものも登場し、賃貸でも設置ができるケースも♪
例えば弊社取り扱いの「Syraly スラリー」の場合、
専用の金具をカーテンレールに取り付け、
そこにブラケットを固定しヘッドレールをはめ込むことでカーテンレールへの設置も可能!
(※レールの形状や取付状態によります)
▼「Suraly(スラリー)」カーテンレールへの取付動画
ヘッドレールの設置まで完了すれば、そこにルーバー(羽根)を順番にはめ込み、
裾部分にボトムコードを取り付ければ完成です◎
■まとめ
いかがでしたか?
窓周りアイテムはお部屋のイメージをガラリと変えることができるアイテムです◎
これを機に、是非バーチカルブラインドも検討してみてください♪