もうすっかり夏めいて気温が高くなってきました。
夏になると色のきれいな夏野菜や、明るい色の服装が目に入ります。
目につくまわりの物は、ほとんど色がついてますが、どうして物によって色が違うのかちょっと不思議です。
ということで今日は「色」についての話です。
その前に、紫外線や赤外線は太陽光線の中に含まれる「光」の一種で、光は波長を持つ「電磁波」だと話しました。
電磁波は波長の大きさによって性質が変わります。
そして、紫外線や赤外線など目に見えない波長の光に対して、
人間の目に見える光(可視光線)は、赤・オレンジ・黄・緑・青・紺・紫などの「色」として感じられます。
つまり、色の正体は「光」です。
では、どうして色に違いがあるのかというと、
例えば、リンゴが赤く見えるのは、光に当たったときにリンゴは「赤」以外の光をほぼ吸収します。
そしてリンゴに吸収されずに反射された「赤」の光が人間の目に入ると、「赤色」と認識されて赤くみえているのです。
つまり、色は人間の脳内での感覚になり、実体がありません。!Σ( ̄□ ̄;)
また、何色の光を反射するかは、その物体によって変わります。
ちなみに、光を全て反射すると「白」に見えます。
そして、光を全て吸収すると「黒」に見えます。
光の明るさ、暗さ、照明の色によって同じものでも違って見えたります。
それに、年齢や人種によっても見え方が変わります。
国によっては、虹の色は6色だったりするそうです ! (・o・)
色は感覚的なものですし、環境によっても見え方が変動しやすいですので、カーテンの色を決める時も、サンプル生地で実際に確認して頂くことをおすすめします